高霊邑を囲んでいる主山の南東側の稜線上に大加耶時代に造成された古墳200余基があり、稜線上には直径が20ｍ以上の大型の古墳があって、中型の古墳は高霊邑内の方に、山の下には小型の古墳が位置している。ここの南側の最も大きい古墳が錦林王陵と言われており、それ以外の大型の古墳も王様の墓だと考えられている。 特に、第44號古墳は中央に主石室がおり南側と西側には副石室、その回りに32個の殉葬の小石槨が発見され、殉葬制度を實證的に証明するたえの貴重な研究資料になっており我が国で最初に確認された殉葬墓である。高霊郡は殉葬墓の性格と當時の社会構造を伝え、歴史を實感することのできる教育現場として活用するために池山洞古墳群の真下に